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Ongoing Solo Exhibition 「木:これから起こるはずのことに出会うために / Trees: Audition for a Drama still to Happen」@ BIYONG POINT

 

会期:2019年11月16日(土)~ 2020年1月12日( 日)
休館日:会期中年末年始を除き無休(2019年12月29日~2020年1月3日休館)
時間:9:00 ~18:00
会場:秋田公立美術大学ギャラリー BIYONG POINT(ビヨンポイント)

オープニングトーク: 2019年11月16日(土)16:00 ~18:00 / 長坂有希、 服部浩之(インディペンデント・キュレーター、秋田公立美術大学准教授)

企画:NPO法人アーツセンターあきた、秋田公立美術大学「展覧会ゼミ」
主催:秋田公立美術大学、NPO法人アーツセンターあきた
協力:CNA秋田ケーブルテレビ、秋田県立博物館菅江真澄資料センター
Visual Direction & Design:奥野正次郎( POROROCA)

 

秋田公立美術大学ギャラリーBIYONG POINTでは、長坂有希による展覧会「 木:これから起こるはずのことに出会うために」を開催します。
長坂はこれまで、テキサス、ベルリン、フランクフルト、ロンドン、そして日本と様々な場所に移動しながら芸術活動を行い、彫刻、写真、映像、パフォーマンス、書籍など多様な媒体を用いながら表現を続けてきました。
今回秋田での滞在制作で長坂は、江戸時代後期の紀行家、博物学者、そして本草家でもある菅江真澄と彼が描き残した「木」の図絵に着目し、「写す」という行為を介して菅江真澄と彼が描いた木に接近しようと試みました。写すという行為は、菅江真澄が木に向けていた視線や姿勢を自身の中に取り入れ、描かれた木々について理解を深めるための行為であると同時に、印象や解釈の「ずれ」を生み出す可能性をはらむ行為でもあります。長坂は自身の視線や姿勢を揺るがせ、自らを危うい状況に置き、意識的に「ずれ」と向き合いながら作品制作を行うことで、これから起こるはずのことに出会うための空隙を開こうとします。
本展は、2020年春に開催予定の「旅と記録と表現」をテーマにした展覧会「Arts & Routes-あわいをたどる旅-」に向けた経過発表の場でもあります。

●「Arts & Routes -あわいをたどる旅-」▶ https://www.artscenter-akita.jp/artsroutes

Arts Center Akita Website

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