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Between Art and Science Part 2 in Burkina Faso

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プロジェクトの一環として、ブルキナファソでの滞在の最後に何らかの展覧会を開催し成果を発表することが組み込まれていた。

この土地で、ここに住む人々にむけて展覧会をすることはどういうことなのだろう?そして彼らにとってアートとは何だろう?

農場での共同生活のなかで、私たちはたくさんの心動かされるものを見つけた。異なる文化圏からやってきて、日本または西洋的な美術教育を受けた私たちとって、それらは愛でる対象、または何かを考えるためのきっかけであり、芸術品だった。しかしそこに暮らす人々にとっては、それらのものは生活に必要なものであり、芸術品ではなかった。彼らにとって、ものも音楽も踊りも昔話もすべては生活の一部であり、切り離して芸術や文化と考えることはないようだった。だから展覧会という概念も捉えがたいし、ましてや先祖が守ってきた無文字文化と植民地支配によって入ってきたフランス語のはざまにおかれている彼らにとって、文字化された題名や説明を読みながら何かを見るという行為は理解しがたいものだった。

結果的に展覧会の目的を、彼らの暮らしのなかにあるものを愛でること、彼らの暮らし方を讃えること、そして一緒に祝うことにした。私たちは思い思いのものを選び、それを愛でる詩、またはラヴレターを書き、ウェドラオゴ教授に手伝ってもらい現地の言葉であるジュラ語になおした。普段はダンスフロアとして使われているスペースに即席のインスタレーションを作り、ものに捧げる詩を朗読するパフォーマンスを行った。パフォーマンスが終わるとインスタレーションはかたされ、ダンスフロアでは食事が振舞われ、その後音楽と踊りが始まり、夜遅くまで続いた。アートの真髄は繋がること、そして共有することかもしれないと気づかせてくれた感動的な展覧会だった。

 

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